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ソナタとは?

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ソナタとは

ところでヽソナタとは一体どこの国の言葉でしょう。

 

さまざまな国で多少言葉が変化はするものの、ほぽ同じような言葉で使われていまず本来はイタリア語ですが、辞書で調べてみると「ソナタ」「奏鳴曲」などという訳語が載っています。

 

もとにな゜ている言葉はSonareで「奏でる」とか「弾く」「鳴らす」というような意味を持っています「奏鳴曲」という日本語訳は、フーガの「遁走曲」と同様に今はほとんど使われず、死語といってもよいほどです。

 

音楽史をさかのぼると、13世紀頃にこの言葉が使われています。バロック以降この言葉がよく使われるようになっていますが、同様の意味でSuitaやPartitaという言葉が用いられることもあったようです。

 

当時のソナタは一般に器楽のための作品で、独奏曲または室内楽曲であり、複数の対照的な性格の楽章をもつものでした。それがバロック以降、特にバッハとその同時代の作曲家によって洗練され、古典派のソナタの発展の基礎となりました。

 

バッハには比較的ソナタは少ないのですが、皆さんもよくご存じのスカルラッティは500曲以上のチェンバロのためのソナタを書いています。古典派になると、特に1700年代の中頃にソナタの第1楽章がソナタ形式で書かれるようになり、次第に皆さんが勉強の過程で必ず弾くようなタイプ゚の作品が現れてきます。特にこの時代においては、ハイドンの果たした役割が大きいでしょう。しかし、何といってもベートーヴェンのソナタは他に類を見ないもので、あれほど多様性に富むソナタが32曲も書かれたことに驚かれずにはいられません。ゆえに、入学試験において課せられるソナタの中でもベートーヴェンのものが群を拔いて多いのも納得できるのではないでしょうか。ソナタについては深い歴史的背景がありますので、興味のある方は音楽書などをひもといてみるのもよいでしょう。