レガート奏法とは?
「レガート」という言葉はピアノのレッスンが始まってから終わるまでのあいだに何回も先生の口から発せられる、というくらい馴染みの深い言葉です。
あまりにもなじみ深すぎて体に染みつき、その意味をよく考えたこともないほどです。
この言葉は多くの音楽語がそうであるように、イタリア語です。辞書を引いてみると、反対語では「スタッカート」「ノンレガート」などがあります。ある言葉を理解するにはそれと対立する反対語を思い描いて調べてみるのもよい方法かもしれません。
レガートの意味をもう少し解りやすく言うとどうなるでしょうか。「音と音の移り変わり」というのは、音楽の上では「メロディーなどを作っている一音一音のつながり」という風に言い換えることが出来ます。では、「円滑に歌う、奏する」というのはどういう意味に解釈できるでしょうか。これは音と音の間が途切れないよう、切れ目がわからないように一本の線のように歌うということです。つまり「音が点の連続として並ぶのではなく線として並ぶ」という風に言うとわかりやすいでしょう。
実際自分自身でピアノを弾いているときに、今自分が果たして本当にレガートで弾いているのかどうかというのは、極めてわかりにくい事です。
その理由にはいくつかありますが、一番大きな理由は弾いているとつい「そのつもり」「その気になってしまう」ということでしょう。本当の意味での客観的な物の見方というのはなかなか出来ないものです。
ましてや、自分が弾いているとなると、、事は一層複雑になってきます、自分自身の音を冷静に聴くというのは本当に難しい事です。
pianolesson21 さんから動画お借りしました
今日は和音を弾いた時の力の抜き方をやってみたいと思います。
まず三十音、三十音になってくるとどうしても、手や指の先、手首がガチガチになって、こうなってしまう場合がありますね。これだと、弾いていてとても疲れてしまいます。
ですから、手首から、力を抜く、回しながら、力を抜く、この方法を覚えてほしいと思います。
スタッカートを弾くとき、音を切る時は、やはり固くなります、それでも鍵盤から指が離れた時、ここではもう力はぬけています。力が抜けた状態。
和音を弾くとき、この手首を支点に少し回すような感じです。
手首もそうですが、肘の関節あたりから力を抜く感じです。